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フェイスブックの個人情報5000万人分が不正に利用された件。
|2018年3月28日 02:05| | |
ケンブリッジ・アナリティカのワイリー氏が、フェイスブックの個人情報漏洩を告発して、大きな話題になっている。ケンブリッジ・アナリティカが請け負った挙誘導の情報工作にフェイスブックの個人情報5000万人分が不正利用されたのだ。これはきわめて重大な問題であり、ネット社会のゆくえにも影響を与えるゆゆしき出来事だ思われるが、日本ではあまり報道されていない。

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フェイスブックでは2014年、ケンブリッジ大学の研究者アレクサンダー・コーガン博士が開発した性格診断クイズ「This is Your Digital Life(これがあなたのデジタル生活)」がユーザーに提供された。

クイズに回答したユーザー27万人のデータが収集され、それだけでなく回答ユーザーとフェイスブック上で友達になっている人の公開データも集められた。

フェイスブックはその後、開発者がこの方法で大量のデータを集めることをできなくする変更を施したが、告発者のワイリー氏は、データ収集に際してのユーザーの同意取得を定めたルールの厳格化以前に、ケンブリッジ・アナリティカ社が約5000万人分のデータを収集したとしている。

ワイリー氏は、データはケンブリッジ・アナリティカ社(ケンブリッジ大学との関係はない)に売却され、ユーザーの心理学的な輪郭を描き出すとともに、彼らに親トランプ氏的な素材を送り届けるのに利用されたと主張している。

ケンブリッジ・アナリティカ社のアレクサンダー・ニックスCEO(20日に停職)は、同社が2016年の米大統領選でドナルド・トランプ氏陣営のデジタル向けキャンペーンを運用したと語っている様子を英チャンネル4の調査報道チームによって秘密裏に撮影された。

「全ての調査、全てのデータ取得、全ての分析、全てのターゲティングを私たちが行いました。私たちが全てのデジタル向けキャンペーン、全てのテレビ向けキャンペーンを運用し、私たちのデータが全ての戦略の基盤となりました」とニックス氏は付け加えた。

この問題に対して、フェイスブックCEOのマーク・ザッカーバーグ氏は会見し、謝罪したが、それはとうてい謝罪とは思えない内容だった。

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私は、この問題はフェイスブックのビジネスモデルのなかに必然的に潜んでいる問題であると感じる。なぜなら、フェイスブックは個人情報を集め、それをつなぎ合わせることで収益を得ているからだ。フェイスブックは広告のために個人情報を利用すると明言しており、それをやめる気はまったくない。私は、フェイスブックは元々、個人情報を操作することで収益を得る気持ち悪い会社であると思う。いまのところ日本人の個人情報の不正利用の報道はないが、いつ不正が起きて、個人情報が政治的に利用されてもおかしくないと思う。おそらく次の選挙では自民党だけでなく、野党もケンブリッジ・アナリティカのようなITコンサルを使うだろう。

アメリカではフェイスブック退会の動きが出ている。日本人も、もし個人情報を守りたいのなら、フェイスブックとは手を切るべきだ。くり返すが、フェイスブックは個人情報を利用して儲ける会社だ。そういうビジネスモデルである。

追伸 2018/4/5 
AFP=時事によると、フェイスブック利用者情報流出は、8700万人規模となり、当初推定5000万人から大幅増となった。

追伸 2018/4/5
日経新聞夕刊によると、米フェイスブックは4日、世界で20億人ほどいるユーザーの大半について、個人情報が悪用されるリスクがあったと公表した。
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