スカルプDの吉本タレントを使った広告キャンペーンをよく見かける。育毛剤の広告で、「K-BO-BOプロジェクト」と銘打ったキャンペーンである。雨上がりの宮迫やほとちゃん、岩尾、千原せいじなどが出ており、WEB上で精力的に広告展開している。
その広告が必死すぎるので、見ているほうは「引いてしまう」。
広告なんだから虚構の世界であるとわかって、みんな納得した上で広告をみている。それは、当たり前の資本主義の世界であり、暗黙の了解事項である。しかし、このキャンペーンは「リアル」を強調している。
そこが、キモイ。
「リアル」が空回りして、かえってしらじらしい気持ちにさせるのだ。
「リアル」を強調すればするほど、金のためならスポンサーの太鼓持ちをやりますという、いわゆる「汚れ芸人」であるという、もう一つの「リアル」が強調されてしまう。
つまり、「リアル」の強調によって、視聴者は虚構という夢から叩き起こされ、汚れた現実を突きつけられるわけだ。ゆえに、逆効果なのだ。
お笑い芸人だから、面白いことを虚構の世界でやればいいんじゃないのか。その虚構の世界で宣伝すればいいのではないのか。
消費者は、虚構とリアルの区別がつかないほど馬鹿ではないと思うのだが。
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